ボワッフォー案内

ブリュッセル南東部のボワッフォー地区。正式名称はWatermael-Boitsfort(オランダ語:Watermaal-Bosvoorde)で、ウォーターマール地区とボワッフォー地区が一緒に一つの行政区になっています。地図

区の南側半分はブリュッセル市民の憩いの森「ソワーニュの森」で、そこからトラムやバスの通るスヴラン大通り(Boulevard de Souverain)をはさんだ北側に古くからの住宅地が広がっています。

古いヨーロッパの雰囲気の漂う、落ち着いたレンガ色の町並みの理由は、住宅の多くが築50〜100年以上のメゾンや邸宅(特にスヴラン大通りの南側の森の中に点在)だということ。築年数の新しい集合住宅系の建物はほとんど見かけません。
そのため、居住者も古くからのブリュッセロワ(ブリュッセル出身のベルギー人)が中心ですが、区内にインターナショナルスクール(ISB)があり、EU公務員の子弟が通うヨーロピアンスクールも近いため、学齢期の子どものいる外国人家族も多いようです。

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環状トラムの沿線

濃い緑が美しいスヴラン大通りを走るトラムは市街環状タイプの長い路線で、随所で市中心部へ連絡する国鉄や地下鉄、バスと交差しています。ISBをはじめ、近隣の中高等学校への通学の足として朝夕は学生に多く利用されているにぎやかな路線です。一方、スヴラン大通りから南北に入った住宅街での足は、自家用車が中心になります。

日本人学校通学に便利なプラスケイム(Place Keym)地区

日本人学校から徒歩圏内にあるケイム広場の北側地区には、賃貸物件も多い高層アパートが並び、日本人居住者もちらほら。
広場近くには新鮮な野菜・果物屋さんや小さな日本食材店もあり、お買い物に便利です。

プラスウィナー(Place Wiener)は日曜マルシェが人気!

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ボワッフォー区役所があるPlace Wiener(プラス・ウィナー)広場には毎日曜日の午前中にマルシェが立ちます。

野菜果物から肉、チーズ、乾燥食材、手作りキッシュやパイ、ヨーグルトなどまで何でも揃うこのマルシェ、お買い物以外にも、ベトナムやタイ系ファーストフードやエスカルゴ&ワインの楽しめる屋台が出ていて人気です。毎週お昼前になると、できたての料理をほおばりながらワイン片手に談笑する買い物帰りの地元の人々でごった返します。
「日曜日にここに来ると必ず誰か知り合いがいて、ついつい話込んでしまう‥」とはこの地区で生まれ育ったベルギー人の談。お店の人は英語も結構通じるので安心して買い物が楽しめ、日本人の買い物客もたくさん見かけます。

のんびりゆったり暮らしたい人向き

ウォルウェ地区などと比べると、新しい建物や高層建物がとても少なく、古く落ち着いた印象のあるボワッフォー地区。ブリュッセル市街なのに、古き良きヨーロッパの村っぽい情緒たっぷり。治安面でもさほどの心配はなく、素朴なヨーロッパらしい生活がしたい人には、お勧めの地域です。

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