予防接種について

ベルギーの推奨乳幼児予防接種スケジュール(2022年改定)

接種方法、時期、日本で受けたものとの兼ね合いなどについて、迷う場合は小児科医に相談しましょう。
ベルギーではポリオの予防接種のみ【義務接種】です。新生児の3回の接種が終了すると証明書が発行され、これをコミューンに提出します。
残りの予防接種は【任意接種】なので、コミューンに提出するものはありません。

日本の予防接種規定(国立感染症研究所)も参考にしてください。

ベルギーの公立乳幼児保険組織O.N.E.(仏語圏)とKind&Gezin(蘭語圏)に問い合わせても、予防接種に関する説明が受けられます。

乳児予防接種を受ける場所

1.上記のKind & GezinかO.N.E.の地域出張所で

それぞれ開設日が決まっているのでサイトなどで確認してください。予約のみ受付の出張所と誰でも時間内に訪問可の出張所があります。

ワクチン代は無料です。医師が接種しますが診察代はかかりません。対象は6歳まで。

2.一般医、小児科医で

一般診察と同じ扱いなので診察代がかかります。ワクチンは政府指定のものであれば無料。個別の特殊ケース(アレルギー対応接種薬、混合ワクチンで一部接種済みのものを避けるなど)ではワクチンも有料になります。

3.通園、通学している学校の健康診断で

現地校の一部では定期健康診断で予防接種も行う場合があります。学校によって実施の有無がありますので、事前に確認が必要です。

接種を受ける際、日付入りの予防接種証明書を忘れずに発行してもらいましょう。

 2ヵ月3ヵ月4ヵ月12ヵ月15ヵ月5⁻6歳7⁻8歳15⁻16歳
6種混合
(ポリオ・破傷風・ジフテリア・百日咳・B型肝炎、インフルエンザ)

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4種混合
(ポリオ、ジフテリア、破傷風、百日咳)
     

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3種混合
(ジフテリア、破傷風、百日咳)
       

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MMR
(はしか・風疹・おたふくかぜ)
   

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髄膜炎    

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肺炎双球菌
(初めて接種なら3回)

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ロタウィルス(有料)

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